昭和大学 専門研修プログラムガイド 2025
18/76

内科医学部卒後年数医学部卒後年数医学部卒後年数医学部卒後年数1年2年3年1年2年3年1年2年3年1年2年3年4年5年4年5年4年5年4年5年6年7年6年7年6年7年6年7年各コースの詳細内科基本コースサブスペシャルティ 重点コース1年型サブスペシャルティ 重点コース2年型サブスペシャルティ 重点コース複合型臨床研修基幹病院・各科3カ月毎研修基幹病院・各科2カ月毎研修臨床研修(サブスペシャルティ開始時4カ月、後半8カ月)基幹病院・各科1-2カ月毎研修(サブスペシャルティ開始時6カ月、後半12カ月)臨床研修(サブスペシャルティ6カ月)基幹病院・各科3カ月毎研修臨床研修連携病院・2-3カ月毎研修(サブスペシャルティ6カ月) (サブスペシャルティ開始時6カ月、後半12カ月)連携病院2-3カ月毎研修連携病院・2カ月毎研修連携病院・2カ月毎研修病歴提出・内科専門医取得病歴提出・内科専門医取得病歴提出・内科専門医取得病歴提出・内科専門医取得サブスペシャルティ専門医コース大学院コース 4年サブスペシャルティ専門医コース大学院コース 4年サブスペシャルティ専門医コース大学院コース 4年サブスペシャルティ専門医コース大学院コース 4年希望科入局希望科入局希望科入局希望科入局1 内科専攻医は2年間の臨床研修後に設けられた専門研修(専攻医研修)3年間の研修で育成されます。2 専門研修の3年間は、それぞれ医師に求められる基本的診療能力・態度・資質と日本内科学会が定める「内科専門研修カリキュラム」にもとづいて内科専門医に求められる知識・技能の修得目標を設定し、基本科目修了の終わりに達成度を評価します。具体的な評価方法は後の項目で示します。○専門研修1年・ 症例:カリキュラムに定める70疾患群のうち、20疾患群以上を経験し、J-OSLERに60例登録することを目標とします。・ 技能:疾患の診断と治療に必要な身体診察、検査所見解釈、および治療方針決定を指導医とともに行うことができるようにします。・ 態度:専攻医自身の自己評価、指導医とメディカルスタッフによる360度評価とを複数回行って態度の評価を行い担当指導医がフィードバックを行います。○専門研修2年・ 疾患:カリキュラムに定める70疾患群のうち、通算で45疾患群以上を(できるだけ均等に)経験し、J-OSLERに120例症例登録し、病歴要約29例を登録することを目標とします。・ 技能:疾患の診断と治療に必要な身体診察、検査所見解釈、および治療方針決定を指導医の監督下で行うことができるようにします。・ 態度:専攻医自身の自己評価、指導医とメディカルスタッフによる360度評価を複数回行って態度の評価を行います。専門研修1年次に行った評価についての省察と改善とが図られたか否かを指導医がフィードバックします。3 臨床現場での学習:日本内科学会では内科領域を70疾患群(経験すべき病態等を含む)に分類し、代表的なものについては病歴要約や症例報告として記載することを定めています。日本内科学会専攻医登録評価システムへの登録と指導医の評価と承認とによって目標達成までの段階をuptodateに明示することとします。各年次の到達目標は以下の基準を目安とします。○専門研修3年・ 疾患:主担当医として、カリキュラムに定める全70疾患群、計200症例の経験を目標とします。但し、修了要件はカリキュラムに定める56疾患群、そして160症例以上(外来症例は1割まで含むことができる)とします。この経験症例内容を専攻医登録評価システムへ登録します。既に登録を終えた病歴要約は、日本内科学会病歴要約評価ボード(J-OSLER)による査読を受けます。・ 技能:内科領域全般について、診断と治療に必要な身体診察、検査所見解釈、および治療方針決定を自立して行うことができるようにします。・ 態度:専攻医自身の自己評価、指導医とメディカルスタッフによる360度評価を複数回行って態度の評価を行います。専門研修2年次に行った評価についての省察と改善とが図られたか否かを指導医がフィードバックします。また、基本領域専門医としてふさわしい態度、プロフェッショナリズム、自己学習能力を修得しているか否かを指導医が専攻医と面談し、さらなる改善を図ります。サブスペシャルティ専門医コースは各専門医機構によって開始時期は異なりますが、内科専攻医研修と同時に研修可能です。例えば消化器病専門医研修では内科専攻医開始1年経過時期に登録可能で、J-OSLER-Gを用いた症例の登録を並行して行っていきます。連携病院の研修先として東京・神奈川以外の医療圏の病院を6カ月単位で計1年間研修をします。その間、一般内科研修とサブスペシャルティ研修のどちらを選択することも可能です。17専攻医育成コースの概略

元のページ  ../index.html#18

このブックを見る