小児科 池小田児裕科一 村瀬正彦2.大学院進学に関して専攻医の1週間(小児内科)専攻医の1週間(新生児科)専攻医からのメッセージ月火水木金土日月火水木金日土昭和大学横浜市北部病院小児科プログラムは、研修期間の半分近くを昭和大学横浜市北部病院で研修するプログラムです。教育熱心な先生方が多く、丁寧に指導していただけるので毎日とても勉強になります。また、女性医師にとって働きやすい環境でもあると思います。私は専攻医2年目で出産し、1年弱育休を取得しました。復帰後はできる範囲で仕事をさせてもらっています。興味のある方はぜひ一度、見学にいらしてください!専門研修期間中、小児科学の大学院進学は可能です。初年度は、研修を行いながら、研究内容の決定および必須授業を受講するようにスケジュールします。研究に関しては、専門研修に支障が出ないように、プログラム・研修施設に8:30〜9:00午前午後8:00〜8:30午前14:00〜18:00救急当番18:00〜18:30回診救急当番病棟/新生児回診13:00〜14:00領域勉強会2022年度専攻医出身大学愛知医科大学臨床研修病院川崎市立多摩病院病棟病棟健診病棟当直(週1回)朝カンファレンス(全入院患者の申し送り)病棟/教授回診新生児回診申し送りオンライン回診病棟病棟夜カンファレンス (夜勤者への申し送り)カンファレンス出張病棟出張救急当番病棟/出張新生児回診カンファレンス周産期出張カンファレンスついて事前相談します。小児分野の研究を進める場合は、その期間は専門研修として扱われます。しかし、研究内容により一定期間研修を中断の必要がある場合は、研修期間の延長が必要になります。病棟週末日当直病棟フリーa.神奈川県内での研修に重点をおいている 本プログラムでの研修施設は、ほとんどの期間は神奈川県内の施設で研修を行うことができます。一部の期間で研修する昭和大学病院も含めてすべて通勤可能圏内です。b.小児医療全般を網羅できる 当院は大学病院でありながら、基本的な疾患も多く診療しております。そして関連施設でも多彩な症例を経験することができます。そのため、専攻医取得に必要な疾患は3年間の間に網羅的に経験できます。c.専門診療も可能である 当院および関連施設には、小児科内のさまざまな分野の専門医が在籍しています。そのため専攻医プログラム期間中から、各専門分野の専門的な症例も合わせて経験できます。d.大学院への進学も可能である 小児科に関連した研究内容の場合は、専攻医研修と同時に大学院に通うことが可能です。昭和大学横浜市北部病院こどもセンターの特徴当院は常に最善の小児医療を提供することを心がけています。そのため、小児内科、新生児科、小児外科が連携して診療に当たっています。このプロブラム研修では小児内科のみならず、小児全般の幅広い疾患を経験することが可能です。診療実績小児内科入院数:1,684名/小児外科手術件数:217件(新生児7件)新生児科入院数:299名救急患者数:3,517名/救急車受け入れ台数:1,921件神奈川県は各地域をブロックに分けており、その中で当院は横浜市北部地域を主に担当するブロックとして日々診療に当たっています。さらに、小児救急拠点病院および地域周産期施設として地域医療に貢献しています。e.ワークライフバランスが整っている 小児内科は、当直明けが病棟フリーとなるので、過重業務を回避できます。 新生児科は、全国的にもまれなシフト制勤務を行っています。シフト制勤務は、オンオフがはっきりしており自己研鑽に当てる時間を確保しやすいです。f.キャリアプランの相談 専攻医の皆さんの将来のキャリアプランを一緒に考え、実現できるようにサポートいたします。また、国際コーチング資格を持った医師も在籍しております。そのため、希望者には答えではなく問を通して、将来のビジョンを一緒に考えることができます。g.学習できる環境の確保 週1回の輪読会や抄読会、月1回の講演会があります。自己学習できるようにオンライン学習教材がございますので、自分のペースで学びを深められます。22プログラムの魅力 伊藤 愛
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