精神科1.臨床研修を修了後、3年間で精神科専門医を目指す研修コースです。(推奨標準コースを提示)2.研修施設の特徴は以下のとおりです。専攻医の1週間(昭和大学病院の例)専攻医からのメッセージ2023年度専攻医月火水木金土日自分は学生のころから興味を持っていた精神科を専攻することを初期臨床研修1年目の末に決めて、精神科医局の見学を進めました。その中で昭和大学は、大学病院でありながら単科病院の烏山病院でスタートできること、カラッとした先生が多い医局の雰囲気に魅力を感じて入局を決めました。当初は一からスタートの精神科分野に不安を感じていましたが、いつでもどこでも相談できる先生がいることに安心して診療に従事することができました。また、単科病院ならではの幅広い数多くの症例を持たせていただき、初年度から臨床経験に恵まれたと感じています。学会発表や論文作成の指導にも精力的で、日々の業務も決まった時間でカチッと集中して行うスタイルで過ごすことができ、1年間楽しく研修することができました。少しでも興味のある方はお気軽に見学に来ていただければ幸いです。3.4年目以降の進路について・1年目の烏山病院は大学附属単科精神病院(全国では2施設のみ、都内に唯一)であり、精神科研修を開始するには最適な施設です。精神医学講座が設置され、臨床だけでなく研究、教育施設でもあります。・2年目は地域精神医療実習として、関東近県にある連携施設で、大学病院では学べないような精神科スキルを研午前病棟・外来午後教授回診病棟・外来週休(外勤)病棟医局会出身大学東京医科大学臨床研修病院聖隷横浜病院病棟・外来抄読会・症例検討会病棟・外来病棟修します。・3年目の横浜市北部病院は大学総合病院であり、その中の精神科病棟(精神科救急病棟と認知症病棟)で研修を行います。身体科との連携が必要となるため、緩和ケアやリエゾンコンサルテーション活動も経験が可能です。病棟・外来休日・3年間の研修修了後については、進路相談を事前に行い、希望に沿えるよう支援します。昭和大学医学部精神医学講座は、毎年10名近い専攻医が入局しており、精神科専門医を目指す研修機関としては人気があります。その理由は、医局の雰囲気が良い、指導体制が充実している、研修症例が豊富である、研究活動も盛んである、などが挙げられます。併設する発達障害医療研究所や臨床薬理研究所と関わることが可能で、ほかのプログラムでは経験できない環境が整っています。研修修了後、米国、欧州など海外留学もサポートしています。ホームページに「医局員の声」や「海外留学中の医局員のブログ」などが掲載してありますのでご覧ください。ほかの研修施設と比較するために一度、烏山病院もしくは横浜市北部病院を見学されることをお勧めします。生物学的あるいは心理社会的な精神医学に興味のある先生たちからの応募をお待ちしております。繰り返しになりますが、最後に昭和大学精神科で研修を行う利点について、述べておきます。第一に、・例として、大学附属病院、連携施設病院、医局関連病院、大学院進学など、幅広く対応します。医学博士号取得の支援当講座では医学博士号を取得する支援をしており、こちらも人気のキャリア形成です。進路選択の幅を広げたいという先生は、ご相談ください。研修病院の中には3つのスーパー救急病棟があり、措置症例を含む重症の精神疾患を経験できること。これはほかの大学病院にはない特色です。第二に近年精神医学のトピックスとなっている成人期の発達障害(ASD、ADHDなど)について学べること。今後発達障害は精神科の診療の大きな軸となると考えられ、烏山病院における発達障害の専門外来やデイケアにおける研修の重要性は高いと考えられます。これらに加えて、司法精神医療、緩和医療、依存など社会性を持つテーマについても学ぶことができるのが、本プログラムの大きな特色となっています。26プログラムの魅力 田中涼
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