精神科2. 研修施設の特徴は以下のとおりです。専攻医の1週間(昭和大学病院の例)月火水木金土日専攻医からのメッセージ2021年度専攻医2022年度専攻医2022年度専攻医3. 4年目以降の進路について・ 1年目の昭和大学横浜市北部病院は大学総合病院であり、その中の精神科病棟(精神科救急病棟と高齢者病棟)で研修を行います。また、総合病院のチーム医療の一員として、救急センターの日勤や三次救急対応総合病院である昭和大学藤が丘病院でのリエゾン、オンコール診療も担当します。最新の医療現場において、精神科医に求められる役割について経験し、各診療科と連携して、午前午後終日(交代制勤務)横浜市北部病院メンタルケアセンターは昭和大学医学部精神医学講座内の一医局になります。講座全体で毎年10名を超す専攻医が入局しており、精神科専門医を目指す研修機関としては人気があります。その理由は、医局の雰囲気が明るい、指導体制が充実している、大学内に3つのスーパー救急病棟を擁し豊富に臨床経験を積める、烏山病院に併設する発達障害研究所や臨床薬理研究所など専門施設が充実し研究活動も盛んであること、などが病棟回診・病棟回診・連絡会教授回診診療(外来・入院・リエゾン)診療(外来・入院・リエゾン)ECT班ミーティング診療(外来・入院・リエゾン)診療(外来・入院・リエゾン)医局会・抄読会・ケースカンファレンス◦救急センター日勤◦藤が丘病院日勤◦救急センター日勤◦救急センター日勤◦救急センター日勤◦藤が丘病院日勤病棟回診・病棟回診・連絡会連絡会診療(外来・入院・リエゾン)診療(外来・入院・リエゾン)リエゾンチーム回診・緩和医療ECTチーム回診リエゾンカンファレンス診療(外来・入院・リエゾン)診療(外来・入院・リエゾン)周産期メンタルカンファレンス挙げられます。専攻医研修においてさまざまな精神科医療に触れた経験を活かし、研修中からも臨床研究に積極的に取り組めるように指導します。研修終了後は大学院への進学を推奨しています。一度、烏山病院や横浜市北部病院を見学されることをお勧めします。生物学的、心理社会的、全人的医療の視点をもって、これからの精神医学に取り組みたいと考えている先生方からの応募をお待ちしておりますCOVID-19対策、緩和ケアやリエゾンコンサルテーション、周産期メンタルへルスケアの活動も経験が可能です。多くの臨床経験をもとに、研究・調査の基本手技を学び、精神科専門医研修の必須事項である1回以上の学会発表を実践します。・ 2年目の烏山病院は大学附属単科精神病院(全国では2施設のみ、都内に唯一)であり、精神科の専門性を深め病棟回診・病棟回診・連絡会連絡会診療(外来・入院・リエゾン)診療(外来・入院・リエゾン)ECT診療(外来・入院・リエゾン)診療(外来・入院・リエゾン)NSTカンファレンス◦救急センター日勤◦藤が丘病院日勤◦救急センター日勤◦藤が丘病院日勤連絡会週休日(交代制勤務)◦日当直◦救急センター日勤◦藤が丘病院オンコールるための研修には最適な施設です。精神医学講座が設置され、臨床だけでなく研究、教育施設でもあります。・ 3年目は地域精神医療実習として、精神科診療を行っている連携施設で、大学病院では学べないような精神科スキルを研修します。出身大学島根大学臨床研修病院昭和大学江東豊洲病院出身大学順天堂大学臨床研修病院東京逓信病院出身大学昭和大学臨床研修病院昭和大学横浜市北部病院はじめまして、専攻医2年の熊崎と申します。精神科単科病院では、精神科救急の症例を幅広く沢山経験することができました。診断の妥当性や治療方針などをディスカッションする機会が多くあり、大変勉強になりました。2年目の現在は総合病院で研修をしています。リエゾンや、外来を担当させてもらえるようになり、またほかの視点からの学びがあります。自身の診療に悩むこともありますが、上級医の先生方に相談すれば的確なアドバイスがもらえます。ぜひ、私たちと一緒に充実した精神科研修をしましょう。昭和大学でのプログラムの魅力は、満遍なく症例を経験でき症例の取り合いをしないで済むということでしょうか。単科病院、昭和大学横浜市北部病院(総合病院)で1年ずつ研修するため、指定医・専門医ともに症例数に困ることはありません。個人的には精神科の魅力はその病態に未知な領域が多いこと、と考えていますが、経験豊富な指導医の先生方の意見を聞きやすい環境も備わっています。昭和大学精神科では、1年目と2年目でそれぞれ総合病院と精神科単科病院で研修させていただけるプログラムになっており、そこに魅力を感じて入局することに決めました。上級医のサポートがある中で、さまざまな症例を経験できることが強みであると考えます。精神科を考えている方はぜひ、当科の見学を検討していただけたらと思います。・ 3年間の研修修了後については、進路相談を事前に行い、希望に沿えるよう支援していく予定です。・ 例として、大学附属病院、連携施設病院、医局関連病院、大学院進学など、幅広く対応します。・ 3年目に配属された連携施設は希望があれば継続も可能ですが、4年目以降に強制的に配属となることはありません。28プログラムの魅力 熊崎 栞石原 里彩堀口 爽
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