眼科専攻医の1週間月火水木金土日病棟診察手術助手教授総回診手術助手抄読会カンファレンス医局会2024年度専攻医ての受け持ち患者の経過報告を行います。毎週水曜日には症例検討会および英語論文抄読会で発表します。1年目には日本臨床眼科学会での発表を行います。2年目以降は、各関連施設で指導医のもと、研修を行います。(関連病院につきましては眼科学講座のホームページからご覧ください)当プログラムでは手術教育に力を注いでおり、研修4年間で、超音波乳化吸引術+眼内レンズ挿入術、眼科小手術を術者として執刀し完遂することを目標としています。当プログなんといっても、昭和大学病院で眼外傷、特に眼窩骨折を多く診ることができることでしょう。また、フェムトセカンドレーザーを用いた最先端の白内障手術を実践している数少ない大学病院です。専門医取得後の研修昭和大学眼科は主要4附属病院の眼科が、一つの医局として機能しております。眼科研修はこの4病院を中心に行うことで、知識や技術の偏りを減らし、知識の標準化を図っており、また、コンパクトかつタイトな診療連携により専攻医同士の情報共有を行いやすくなっています。病棟診察外来初診午前病棟診察外来初診午後手術助手手術助手ラムでは、研修期間中に臨床、社会、基礎医学研究に携わることを積極的に勧めております。日本眼科学会答申より、「在学期間中も眼科臨床実績がある場合、専門研修指導医の証明とともに眼科領域研修委員会に申請を行い認められれば臨床実績を算定できる」ため、基幹病院および地方病院研修が修了した場合に眼科研究目的での大学院への進学が可能です。ある程度眼科診療がこなせるようになってから、大学院への進学をお勧めいたします。眼科専門医取得後専門医取得は、目標ですが通過点にすぎません。眼科はサブスペシャルティが多彩です。眼科主要6領域のほかにも、眼形成、神経眼科、小児眼科、ロービジョン、腫瘍、薬理など選択肢が豊富です(日本眼科学会HPを参照ください。https://www.nichigan.or.jp/)。昭和大学眼科もサブスペシャルティの選択を強く勧めております。それにより、広く深い知見を得ることを目標としており、生涯にわたる眼科専門医の質を向上できます。病棟診察外来初診病棟業務休み外来再診病棟業務夜間オンコール病棟診察外来診察(交代制)休み休み休み大学院進学を希望する場合当プログラムでは、研修期間中に臨床、社会、基礎医学研究に携わることを積極的に勧めております。日本眼科学会答申より、「在学期間中も眼科臨床実績がある場合、専門研修指導医の証明とともに眼科領域研修委員会に申請を行い認められれば臨床実績を算定できる」ため、基幹病院専攻医からのメッセージ出身大学岩手医科大学臨床研修病院昭和大学病院昭和大学病院附属東病院の眼科の特徴として、眼窩底骨折や眼球破裂など、眼外傷症例が多いことが挙げられます。眼科救急を学ぶことができることは、当科において特筆すべき点です。また、専攻医1年目へのフォロー体制が整っており、当直業務では暫くの間、上級医のバックアップもあります。当科は外来・オペを通してさまざまなサブスペシャルティに触れ、将来のロールモデルを見つけることができる環境です。commonな疾患から眼形成領域など、幅広く学ぶことができ、眼科医として糧になる経験を積めます。眼科は専門性が高く、最初は知らないことばかりで戸惑うかもしれませんが、経験をとおして一つずつステップアップできます。ぜひ、昭和大学眼科学講座での研修をとおして、専門性の高い眼科医を目指してともに成長しましょう。および地方病院研修が修了した場合に眼科研究目的での大学院への進学が可能です。ある程度眼科診療がこなせるようになってから、大学院への進学をお勧めいたします。2022年度の大学院生:4名44プログラムの魅力 久保田 大智
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