昭和大学 専門研修プログラムガイド 2025
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リハビリテーション科午前午後専攻医の1週間 1年目専攻医(例)月火水木金土日専攻医からのメッセージ2022年度専攻医〔プログラムの一例〕【専門研修1年目(主に基幹病院で主治医として勤務)】指導医の助言・指導のもとに、基本的診療能力を身につけるとともに、リハビリテーション科の基本的知識と技能(評価・検査・治療)概略を理解し、一部を実践できることを目標にします。【専門研修2年目(昭和大学藤が丘リハビリテーション病院で主治医として)】基本的診療能力の向上に加えて、リハビリテーション関連職種の指導にも参画します。基本的知脳血管・神経系リハビリ回診装具診神経生理検査出身大学筑波大学臨床研修病院筑波大学附属病院摂食・嚥下リハビリ回診勉強会抄読会病棟診療コンサル嚥下造影検査週休病棟診療コンサル病棟診療コンサル週休これまで昭和大学には縁がありませんでしたが、他大出身の医師も多く、出身によらず活躍できる病院だと思います。当科は診療科長、医局長はじめ、上級医への相談の敷居がとても低く、専攻医へのサポートが充実しています。立地も良く、東京都および横浜市内で研修を完結できることがポイントとなり入局される方も多いです。一緒に働ける日を楽しみにしています。識・技能に関しては、指導医の監視のもと、評価・検査・治療の大部分を実践でき、専門診療科と連携し、実際の診断・治療へ応用する力量を養うことを目標とします。【専門研修3年目(他病院などでコンサルト医・主治医として)】基本的診療能力については、指導医の監視なしでも、迅速かつ状況に応じた対応ができること、基本的知識・技能に関しては、指導医の監視なしでも、評価・検査・治療について中心的な役割を果たし、適切に判断し専門診療科と連携できることが求められます。小児リハ外来ボツリヌス治療外来週休研究週休【研修プログラムに関連した全体行事の年度スケジュール】4月 5月 6月 8月 9月 11月 日本リハビリテーション医学会秋季学術集会参加12月 昭和大学研修プログラム参加病院による合同カンファレンス3月 研修修了予定者:前年度の研修目標達成度評価報告用紙および経験症例数報告用紙を提出指導医・指導責任者:前年度の指導実績報告用紙の提出昭和大学研修プログラム参加病院による合同カンファレンス(講演会・症例検討:4カ月に1回開催) 日本リハビリテーション医学会学術集会参加(発表)昭和大学研修プログラム参加病院による合同カンファレンス日本リハビリテーション医学会関東地方会参加(発表) 研修終了(3年目)研修目標達成度評価報告用紙と経験症例数報告用紙の作(年次報告)(書類は翌月に提出)指導医・指導責任者:指導実績報告用紙の作成(書類は翌月に提出)日本リハビリテーション医学会関東地方会参加(発表)高い専門性をめざした現代の医学は、臓器別・手段別に細かくカテゴライズされています。総合的に「人間」を診療するために多くを学び領域を広げていけば、逆に専門性が薄れていくジレンマに陥ります。リハビリテーション医学は「人の生活、暮らし」を診療対象として高い専門性を持っています。そしてその専門の実現のために総合診療を行います。ただしその診療の場は、救急診療や診断学を中心とした総合診療とは違い、急性期に始まり回復期・生活期へと脈々と繋がっていく患者の生活に寄り添い、快適な暮らしを永く支えていく総合診療です。障害を負って生活される方や治療方法の見いだせない神経難病、急増している超高齢の方々が、住み慣れた自宅や社会に復帰していく手伝いをしています。そのため比較的ゆったりとした時間で学んでいけるため、家庭との両立や体力に自身のない方、ダブルボードとして学びたい医師や転科をお考えの先生にも取り組みやすいプログラムになっています。昭和大学リハビリテーション科は、1991(平成3)年に開設されました。まだ、リハビリテーション科がめずらしい存在だった時代です。当時組織として存在しない診療科に、「診療科がないのなら自分たちで作って行こう。」と、1人さらに2人と若い医師が集い、徐々に医局として体系ができ、開設されたという歴史があります。しきたりにとらわれず、より良い診療を追求できる柔軟性があります。これから日本は、2025年に団塊の世代が75歳を超え、未曾有の超高齢社会が到来します。急増していく高齢者や障害をもつ方々を支える医療としてのリハビリテーション医学のニーズはますます大きくなってきています。しかし、日本でのリハビリテーション科専門医数はまだまだ少ないのが現状で、十分なリハビリテーション医療が提供されていないのが現状です。皆さんの若い力がこの診療科にはぜひとも必要です。若い医師が自らの思いを語り合い、将来のリハビリテーション医療のあり方や理想を追い求めるためのプログラムです。72プログラムの魅力 小林 崇久

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