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医師臨床研修センター長矢嶋 宣幸1あいさつ 医師にとって大事なことはなんでしょうか。それは、適切な医療を提供し続けていくことであり、そのために継続的な学習が必要です。その学習方法や態度を身につけるのが、医師となって3~5年間と言われています。医師としてのスタイルが決まるため、極めて重要な時期と言えるでしょう。 医師としての勉強は、教わったことを徹底的に守ることからはじめ、さまざまな経験を積むことにより、教えてもらった以上のことができるようになります。そしてさらに鍛錬を重ねることにより自分のスタイルをつくることができます。さらに、「教える」ことを意識してください。教育の連鎖により、患者さんへのより良い医療の提供のみならず、将来の関係性の構築にも役立ち、何より、教えることにより自分自身の学習のきっかけになります。 皆さんには、昭和大学病院、江東豊洲病院、藤が丘病院、横浜市北部病院のいずれかの施設に所属し研修を行っていただきます。それぞれの病院の特徴がありますので、自分に合う研修施設を探してください。二年次には、病院をまたいだ研修も可能臨床研修をはじめるみなさまへ

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