昭和大学病院/昭和大学附属東病院 診療科ガイド2024
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こちら詳細は詳細はこちら昭和大学病院 内視鏡センター23■ TAVI外来(大動脈弁狭窄症):重症大動脈弁狭窄症患者さんへの負担が少なく外科的手術を受けられない高齢の患者さんを救う治療法で、循環器内科及び心臓血管外科で構成されるハートチームで包括的に介入を行う。担当医:近藤 誠太、大石 庸介■ ASO・PH外来:当院では指定難病である慢性血栓性肺高血圧症(CTEPH)に対して低侵襲治療であるバルーン肺動脈拡張術(BPA)を施行。この治療法によりCTEPHの患者さんは劇的に予後を改善することが可能。担当医:住田 有弘■ 心血管リハビリテーション外来 担当医:木庭 新治、横田 裕哉■ 生活習慣病外来        担当医:横田 裕哉■ ペースメーカー外来      担当医:中村 友哉、新井 修平■ 睡眠医療センター(東病院)   担当医:安達 太郎■ 膵胆道疾患・令和3年4月から最新の超音波内視鏡(GF-UE290、GF-UCT260)を導入。・内視鏡的逆行性胆膵造影、超音波内視鏡を用いた穿刺術(FNA)を行う。・閉鎖性黄疸に対する胆道ドレナージ、ステント留置術などを施工し、膵嚢胞に対するドレナージなどの治療も積極的に行う。・膵胆領域の検査数は都内トップクラスを誇る。■ 呼吸器領域・EBUS(気管支腔内超音波断層法)を導入しており、従来の気管支内視鏡検査では診断が困難な末梢病変に対して超音波ガイドシース法:EBUSを用いる。■ 医療連携・紹介制度について  他施設から「内視鏡検査」の予約をお取りしています。ご予約は、医療機関から医療連携室までお電話ください。  ※内視鏡検査予約日同日に検査が可能です。Endoscopy Center 診療内容 / 専門外来■ 弁膜症・先天性心疾患外来:新たに始めた重症僧帽弁閉鎖不全症(MR) に対する経カテーテル的治療であるMitraClipは、開胸手術が困難な難治性心不全患者さんに効果的な治療法である。担当医:新家 俊郎、福岡 裕人(弁膜症)、小崎 遼太(弁膜症)、     望月 泰秀(弁膜症)■ 不整脈外来:CARTO,Ensite NavXといった三次元マッピングシステムを用いることにより、複雑な不整脈治療が可能。心房細動に伴う心原性脳梗塞発症予防の最新治療である経皮的左心耳閉鎖術を行う。担当医:浅野 拓、大西 克実、中村 友哉■ 虚血性心疾患外来:高血圧や糖尿病などの冠危険因子を複数有した患者さんをCTや核医学検査等で適切に精査をし、必要があれば冠動脈造影検査を行い、治療が必要と判断した患者さんには経皮的冠動脈形成術を行う。バイパス手術が必要と判断した場合は心臓血管外科と相談し、心臓血管外科にてバイパス手術を行う。担当医:塚本 茂人、辻田 裕昭 診療内容■ 消化器領域:・令和3年4月に最新の内視鏡システム(X1)、高画質拡大内視鏡(1200シリーズ)を導入、7部屋すべてのモニターを32インチの4Kモニターに変更。・経鼻内視鏡(GIF-1200N)をがん等の狭窄症例や胃瘻造設で使用。・大腸内視鏡で癒着により挿入が困難な場合はPCF-PQ260L(径:9.2m)を使用し、肥満など腸が長い症例には、PCF-H290L(ロング長)を使用。・更新された1200シリーズの拡大倍率が125倍を超える高画質拡大内視鏡は、従来では発見しにくい微小な早期がんを見つけることができ、EMR(内視鏡的粘膜切除術)やESD(内視鏡的粘膜下剥離術)を食道・胃・大腸で積極的に行う。・小腸疾患の診断に有用なカプセル内視鏡を最新式のPilcam SB3(コヴィディエンス)に変更。小腸内視鏡も積極的に行う。緊急の治療を要する患者さんの紹介ハートラインシステム(CCU直通)TEL:03-3784-8180センター長 / 教授山村 冬彦Fuyuhiko Yamamura専門分野:消化管(内視鏡治療)私の強み:上部・下部内視鏡検査および消化管腫瘍の内視鏡治療を専門としています。最新式の高画質・高性能な内視鏡を使い微小病変を拾い出し、内視鏡で切除いたします。また内視鏡における苦痛を少なくしつつ、安全な内視鏡検査・治療をセンターでは提供いたします。内視鏡センター

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