人見ちひろさんの研修責任者である、副師長・福井美保子さんによると、人見さんの第一印象は、「しっかりしてそうな子だな」だったそう。「現在は病棟に欠かせない人材です」と話す福井さんに、指導側の立場から研修を振り返っていただきました。
習得状況に応じて一歩一歩進む、不安を感じさせない研修
新人の研修到達目標を病棟スタッフで共有、皆で見守る
福井 美保子 さん
7階西(消化器内科・透析科)病棟
副師長
新人指導は、当院の新人看護職員卒後臨床研修計画に沿って、新人1人ひとりの知識・技術の習得状況に応じて、段階的に進めています。病棟スタッフには定期的にミーティングや病棟会で新人の状況や目標、指導のポイントを説明し、情報の共有を大切にしています。夜勤に入る時期は、看護実践力やコミュニケーション力、必要な連絡・相談ができるかなどの力を考慮して師長と相談して柔軟な対応をとっています。
自分が理想とする看護師像に近づいていってほしい
人見さんの第一印象は、「看護が好きで仕事ができそうだな」。実際に仕事をはじめてからもその印象は変わらず、いつも前向きで、患者様が安心して療養できるようきめ細やかな配慮ができています。臨床ではひやっとする場面もありますが、どうすればよかったか自分に足りなかったことなどを振り返っています。そして、また頑張ろうと笑顔で働くところが人見さんの良いところです。
このような人見さんだけに多くのことを期待してしまいがちですが、まずは自分が目指す看護師像に近づけるように、私たち先輩看護師も全力で支えていくつもりです。
新人それぞれの長所を伸ばす研修を心がけて
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