聖マリアンナ医科大学病院では、ここ数年、30代後半から40代前半の師長が続々と誕生しています。その狙いはどこにあるのでしょうか。看護部副部長の久永加代子さんと、4人の若手看護師長にお話をうかがいました。
若手師長は恐れず改革を
将来性や柔軟性に期待
聖マリアンナ医科大学病院
看護部 助産師
副看護部長
久永 加代子さん
これまでは、看護師長といえば50代以降のベテラン看護師というイメージが強かったと思います。もちろん、経験豊かなベテランが師長になるメリットは大きいです。経験豊富な分、悩めるスタッフたちに的確なアドバイスをしてあげることができます。病棟をまとめる統率力にも長けているでしょう。
しかし一方で、若手師長にはスタッフと年齢も近いため気軽に話せるという良さがあります。スタッフの情報を収集しやすいというメリットがあると思うんです。若い人を看護師長にしたのは彼女たちの将来性や柔軟性に期待しての人選です。
実際、未熟ながらも一生懸命病棟を管理している姿はベテラン師長たちの刺激になり、初心に返るきっかけになっているようです。
スタッフに近い目線と管理者としての目線。この2つをバランスよく駆使して、新しいアイディアを出し、恐れることなく改革をしていってほしいと思っています。
聖マリアンナ医科大学病院 看護部公式ブログ Mari café
看護部や看護師の活動を病院内外に発信
Mari caféは、2015年7月にスタートした聖マリアンナ医科大学病院看護部の公式ブログです。当院の病院組織のなかでも最大集団の看護部や、ここに所属する看護職員の活動などを、病院内外の人たちに知ってもらうことを目的に開設しました。
開設から丸一年。各部署の取り組みやイベントを知ることができると、スタッフからも周りの職員たちからも好評です。
持ち回りで担当して毎日更新しています。
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