キャリアアップを実現、主任として奮闘
3階南病棟(整形外科・脳神経外科・耳鼻咽喉科混合)主任
石井功輔さん
看護師になって12年目、当院に移って8年目。
教育支援制度等を利用して着実にキャリアアップを実現しています。
昨年より主任に昇格、今年から看護実習の指導も担当。
プライベートでは8歳の長男・0歳の長女のパパ。
- 20歳
- 20歳 横浜の看護学校入学
- 21歳
- 准看護師看の免許取得後、看護師の免許取得のため小田原の看護学校へ進学
通学しながら週3日間、小田原の総合病院に勤務 - 24歳
- 看護師の免許取得。小田原の総合病院に3年間勤務
- 26歳
- 結婚
- 28歳
- 聖マリ横浜市西部病院に移る。長男誕生
- 34歳
- 主任に昇格
- 35歳
- 主任2年目、長女が誕生
ナースとしての将来像が見えてきた
総合病院に入職して3年後、長男の誕生を機に将来を考えて、横浜市西部病院に移ってきました。自分の地元に近く、教育支援体制が充実していたのが魅力でした。当院の看護師は毎年チャレンジカードという、一年間の個人の目標を決めます。またキャリア開発プランとしてラダーが用意されていて、自分の段階に合わせた研修等を受けられます。年間目標にラダーの課題を組み込み、勉強会や研修に参加したり課題やレポートに取り組んだり。上司との面談では、親身なアドバイスや指摘もいただき、自分の進むべき道や、将来像が明確になりました。昨年から主任としてその一歩を踏み出しています。
リーダーシップを発揮、時には男子飲みも
主任として昨年から1年間、問題解決意識を持って、病棟の課題抽出とその改善を行いました。具体的には整形外科の各患者さんの担当看護師が朝の回診時に必ず立ち会い、患者さんと創部の状態を医師と一緒に確認することを徹底しました。毎朝確認することで創部の状態を把握、前日との評価ができる等、スタッフに説明して必要性を理解してもらい、みんなで取り組んできました。この他に、学生の実習指導も担当。学生には萎縮せず勉強できるよう、相手の考えを尊重した上での指導を心掛けています。さらに視野を広く持つ、主任としての現場での看護実践など、やるべきことが見えてきています。
横浜市西部病院は男性看護師も多く、私の部署にも他に2名の男性看護師がいます。院内での男性ナースの飲み会、新人歓迎会等もあり、楽しいですよ。同じ職場に男性がいるのは、色々と心強いです。今年の7月に長女が生まれ、家事や長男の世話を手伝っているのですが、そんな私を部署のスタッフが気遣って、定時で帰れるように配慮してくれています。家庭のある男性ナースにもやさしい、そんな人の温かさにも働きやすさを感じています。
【学生のみなさん・後輩へアドバイス】
自分を振り返ることが自信につながる
入院や手術は人生の一大イベント。看護師は一時ですが、そんな患者さんの人生を預かっています。私が患者だったら、看護師にどう関わってもらったらがんばろう、と思えるか?そうしたことを考えてみてください。また日々看護実践していくなかで、自分を振り返る時間を意識して作ってみてください。今やっていることは合っているのか?あのとき、ああしたけれど正しかったのか?違う方法が良かったのか?それが自分を認めることや自信、成長にもつながります。実習ではじめて患者さんと関わってうれしかったこと、悩んだこと、流した涙。そうした経験の中に、自分の看護観の核となることがあるでしょう。私も実習の時の患者さんの言葉が、今も忘れられません。つらいこともありますが、喜びも大きくやりがいのある仕事です。
コラム
みんなが笑顔でリフレッシュ、大活躍のレクリエーション委員会
横浜市西部病院の名物といえば、夏とクリスマスの年に2回開催される全職員を対象としたレクリエーション。ドクターを中心に約40名のスタッフからなるレクリエーション委員会のスタッフが中心となり、大胆で楽しい企画のイベントを実施。職員の皆さんがご家族を連れて、私服で参加します。過去にはなんと、「マグロ解体ショー」なども行われました。今年の夏イベントは、九州と熊本復興をテーマにした夏祭り。ドリンクサービスやケータリングもあり、「佐世保バーガー」が大人気。グルメクイズも行われ、優勝者には豪華なプレゼントの特典もあり、大いに盛り上がりました。
双子のママ&外来ナースとして復帰
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