先輩看護師に聞く
A.部署全体で新人を見守り、育てる。安心して成長できる職場
覚えることがたくさんの1、2年目が過ぎ、3年以上経った中堅ナースの目線で手術看護を語っていただきました。プリセプターとしての経験やプライベートについてなど、中堅ならではの意見をどうぞ。
新人を褒めて伸ばせるプリセプターでありたい
Hさん
看護理念である「心によりそう看護」に魅かれ、佐倉病院に就職し、手術室に配属になりました。個性豊かな人材がそれぞれの良さを生かして患者さんに寄り添っている手術室が大好きです。勇気づけるような言葉をかけたり、真面目に語ったり、不安を払拭できるように楽しげに話したり。先輩たちのやり方を見ているだけで多くのことが学べました。
だから、5年目でプリセプターをすると決まったときも、「新人は部署のみんなで育てるから大丈夫」って思ったぐらい。意識したのは精神的な支えになること。積極的に褒めポイントを言うようにしています。先輩たちは私を褒めて育ててくれたので、私も新人のいいところを見つけて伸ばしてあげたいんです。「ダメ」と否定するのではなく、お互いに褒め合いながら働けるのが手術室のいいところ。おかげで、個性的と言われる私も伸び伸び育ちました(笑)。
土日休みでリフレッシュして仕事にも好影響
やりがいある仕事と雰囲気の良い職場、魅力あふれる手術室ですが、さらにワークライフバランスを整えやすいというメリットもあります。基本的に土日休みで当直や夜勤も月に1~2回なので、時々、普通のOLさんの生活してるって思うことがあります。家族がいる人は週末旅行へ行ったり、私は医師に誘われてマラソン大会に参加したり。プライベートの時間をみんなと一緒に過ごすと意思疎通がしやすくなって、仕事にも良い影響があるなと感じています。だから、師長が計画してくれる潮干狩りやBBQ、食事会にも積極的に参加! どんなに忙しいときでも必ず5時ぴったりに帰れるNO残業デーもあり、予定が立てやすい環境です。看護の勉強や仲間との親睦など有効に時間を使い、充実した日々を送っています。
大学病院ならではの最先端の手術を経験できる
患者さんと正面から向き合う瞬間を大事にしながら看護するのが私の理想。だから、この手術室で理想の看護ができていることをうれしく思っています。高度医療を提供する大学病院ではさまざまな手術が行われており、先端技術に触れることもできます。向学心ある学生さんにも、きっと満足してもらえる環境だと思います。やりがいや看護師としての成長、温かな人間関係、プライベートの充実と良いことずくめの手術室は最高の職場ですよ。