2 継続教育も“焦らずじっくり”
“日常業務プラス1”で無理なくステップアップ
当院では新人教育に限らず、継続教育もじっくり行っています。2年目はメンバーシップを中心に看護力を高め、深めてもらいながら、1年目でやり残したことがないかしっかり復習。3年目はいよいよリーダー業務が始まりますが、1~2年生の研修と同様に、リーダー研修に入る時期は人によってバラバラです。個人の能力を見ながら、じっくり教育を行っています。看護師として日々の業務に自信を持って臨めるようになってきたら、“日常業務プラス1”という形で次のステップを目指します。1日にたったひとつでもいいから、何かを積み上げていけば、1年で300以上もできることが増えるというわけです。興味のある分野についてより学習を深め、認定看護師や実習指導者など院外の研修に参加する人も。日々の看護業務の中で着実にステップアップできる病院です。
新人
配属先の病棟で患者さんを受け持ちながら、
必要な知識・技術・接遇を発揮できる
看護師として、社会人として、必要な知識をひとつでも多く吸収していかなければならない1年間です。何事にも興味を持ち、素直な心で学んでください。プリセプターをはじめ病棟全員で、看護の基本をしっかり指導し、看護師として自立できるように指導します。
メンバー
シップ
2~3年目
1年生を卒業し、頼られる先輩ナースに。
チームの一員としてメンバーシップを発揮
プリセプターの厳しくも温かい指導が終わり、今度は自分が先輩看護師と呼ばれます。1年間の知識と技術を駆使し、2年目はさらに専門知識に磨きをかける時期に。チームの一員としてメンバーシップを発揮し、より良い看護を提供できるように研鑽を積んでいきます。
チーム
リーダー
3~4年目
後輩への指導を通して看護を振り返り、
さらなる自己の成長を目指していく
リーダーは患者さん全員の情報を把握し、その日働いているスタッフをまとめる司令塔です。医師からの指示や他部署からの依頼などを正しく理解して、スタッフへ伝えます。適切な看護を実践できるように、他職種との合同カンファレンスを通して知識を深めます。
看護管理者
病棟を超えて組織の経営と運営に携わる
管理業務と病院運営ができる能力が求められます。病棟や部署にとどまらず、病院組織としての経営や運営を知る必要があるため、病院や看護部からの推薦で院外研修に参加します。
教育者
病院全体の看護職員の教育に携わる
教育担当の看護副部長がまとめる教育委員会に参加し、後輩の指導に携わる仕事です。新人だけでなく看護助手も含めた看護職員全体の教育を行います。5年目以上の看護師が対象。
スペシャリスト
看護の専門性を発揮することができる
専門的な看護を提供できる看護師として、臨床経験5年以上を満たすことで認定看護師の教育課程に申し込めます。資格取得後は病棟や診療科の垣根を超えて活動できます。
ジェネラリスト
毎日の看護業務の中に存在意義がある
役職や資格にこだわらず、一人の看護師として業務をまっとうするのがジェネラリスト。院内でもっとも多数を占める重要な存在です。積み上げた経験そのものが強みになります。
3 継続教育のサポート体制
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