つなぐ 4北病棟 私たちの看護
聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院

つなぐ 4北病棟 私たちの看護

4北病棟の看護師が大切につなぐ看護

4北病棟では「つなぐ看護」を実践し、患者さんが最適な看護を受けられるよう、また、退院後にできるだけ入院前の生活に戻れるよう、チーム一丸となって支えています。

Interview 「つなぐ看護 スペシャリストとの連携」
認定看護師との連携により、
患者さんやご家族の信頼を得る

看護師8年目
柴田 彩香さん

病棟の看護師だけでは解決できないことがあるときに、頼りになるのが認定看護師です。緩和ケア、認知症看護をはじめ、混合病棟の4北病棟ではさまざまな専門知識・スキルが必要になるので、患者さんの状態に応じて随時アドバイスをいただいています。認定看護師からレクチャーを受けたスタッフだけでなく、みんなが同じようにケアができるようになるため、手順がわかるよう写真を撮る、検索しやすいよう電子カルテに入力する、介入による患者さんの変化も記録に残すなど、工夫しています。印象に残っているのが、ストーマを装着したある患者さんのケアです。腸液が漏れて皮膚トラブルを起こしていたのですが、褥瘡専任看護師から手に入れやすい日用品を使ってできる解決策を教示していただき、思わぬアイデアにさすがだなと感銘を受けました。認定看護師との連携により質の高い看護を提供できるのはもちろん、患者さんやご家族の信頼を得ることにもつながると感じています。


スタッフ同士、質問や相談を行いながら、病棟全体でストーマケア向上を目指しています

Interview 「つなぐ看護 病棟から地域へつなぐ看護」
退院後の生活を見据えて、
他部署・他職種との連携を進める

看護師4年目
峰 智子さん

退院後の患者さんができるだけもとの生活に近い生活が送れるよう、入院中から退院支援を意識し、他部署・他職種との連携を進めています。入院時には、入退院支援を行う「患者支援センター」の看護師が患者さんの入院前の情報をヒアリングし、病棟につないでくれます。この情報があることで、ケアにも患者さんやご家族とのコミュニケーションにもスムーズに入ることができています。一方、退院前には、私たち病棟の看護師から患者支援センターへと情報を伝えます。リハビリの担当者から得た情報も含めて、病棟での様子や退院後の注意点などをできるだけ詳細に伝えることを意識しています。特に退院後の生活に不安がある患者さんについては早めに連携し、要介護認定の申請や訪問看護サービスの紹介などの退院支援に協力してあたっています。他部署・他職種との連携にあたり重要になるのが、日々の看護記録です。私は、できるだけ患者さん自身の言葉を書き残すこと、表情や様子、ちょっとした変化なども細かく表現するよう心がけています。


病棟カンファレンスでは、患者さんの退院に向けた進捗状況を報告し、情報を共有しています
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