できることの幅が広がり、
看護の仕事がどんどん楽しくなる
三國遼太さん
私が勤務するA5病棟は、消化器科、泌尿器科、乳腺外科などの急性期混合病棟で、手術の件数も多く患者さんの出入りが激しいのが特徴です。やることも覚えることも多く大変なぶん、患者さんの状態が目に見えて良くなることに、やりがいや喜びを感じることができます。
新人時代は緊張していましたが、5年目になった今は、教育担当を務めるようになり、できることの幅も広がり、看護の仕事がどんどん楽しくなってきました。教育担当は、プリセプターから相談を受けたり、現場のスタッフと管理職との橋渡し役を務めたりと、人の話を聞く機会が多くあります。バタバタと忙しそうにしていると後輩は話しかけにくいと思うので、たとえ忙しくても話しかけやすい雰囲気づくりに努め、新人看護師が学びやすい環境をつくることを大切にしています。新人看護師の成長する姿が自分自身のやりがいにつながっています。
大事なのは学び続ける姿勢
共に成長していこう
コロナ禍によって病院実習ができず苦境にあったことと思いますが、それをネガティブに捉えすぎないでほしいと思います。病院では、病棟ごとに覚えることが異なるので、実習での経験がそのまま活きるケースばかりではありません。大事なのは、学生時代の臨床経験の有無に関わらず、配属された現場で学んでいくこと。病棟ごとに勉強会なども開いているので、必要なことを必要なタイミングで学んでいけば大丈夫です。
看護師は、学び続けることが求められる職業です。特に新人の頃は、自発的に勉強する姿勢が大事です。私たちも指導はしますが、そこから先は受け手次第。勉強したうえでわからないことを聞いてもらえると、こちらも教えがいがあります。大前提になるのが、毎日元気に病棟に来てくれること。そして、先輩とコミュニケーションがきちんと取れること。まずはそこからです。私たちと一緒に、成長していきましょう。
応援メッセージ
当院はアットホームで働きやすい中規模病院ですが、イムスグループは大きな組織で、全国、そして海外にも幅広いネットワークをもっています。グループとしての教育制度も充実していますし、結婚・出産や家族の転勤など生活に変化があった際には、グループ内での転勤も可能です。就職先を考える際は、「キャリアアップができる環境」という点とあわせて、「長く働ける」というポイントもぜひプラスして考えてみてください。