今回の病院は… 横浜なみきリハビリテーション病院
横浜市内で最大規模の回復期リハビリ病棟を有する横浜なみきリハビリテーション病院。「頼り頼られる病院」の理念のもと、スタッフ間にも助け合いの精神が浸透し、お互いを支え合いながら、のびのびと働くことができる職場です。4年目の宮内さんに1日のお仕事をインタビューしました!
8:30出勤
8:40夜勤看護師からの申し送り
夜勤看護師から患者さんの状態などについて情報共有を行い、申し送りを受けます。その後、受け持ち患者さん6~7名分の病状や必要なケアを確認して、1日の計画を立てます。注意が必要な患者さんについて、先輩看護師へ相談したり、アドバイスを受けたりすることもあります。
10:00バイタル測定、医師への報告・相談
受け持ちの患者さんのもとへ、検温にまわります。全身状態の観察や生活の援助を行いながら、患者さん一人ひとりと向き合いコミュニケーションをとる大切な時間です。当病棟では病気の経過を長くみているケースが多く、少しの変化や異常を感じた場合はより細やかに観察し、医師に状況を報告して、患者さんに適切な医療やケアを提供できるよう密に連携をはかっています。
12:00患者さんの食事介助
患者さんの昼食をセッティングします。自助具の使用や姿勢の保持は安全に食べるためにとても重要です。食事の状態や嚥下状態を観察し、管理栄養士やセラピストと連携して、患者さん一人ひとりに合わせた食事環境を整えています。
12:30お昼休憩
15:00リハビリカンファレンス
患者さんのADLやリハビリの状況について、医師、セラピスト、ソーシャルワーカー、看護師など多職種が集まりカンファレンスを行っています。患者さん一人ひとりの情報を共有し、それぞれの専門的視点からケアの方法や目標、今後の方向性について話しています。
16:30病棟リーダへー報告
担当患者さんの状態やケアに関して、病棟リーダーへ報告します。私は患者さんの訴えだけでなく、全身状態をアセスメントし、客観的なデータも含めて、異常の兆候を見逃さないよう気をつけています。病棟リーダーは、病棟全体の状況を把握し、患者さんの変化や処置、今後のケアについて夜勤担当者へ引き継ぎます。
17:30退勤
Interview
宮内真梨さん
患者さんから「あなたが担当でよかった」と言っていただけたときは、素直にとても嬉しく思います。看護師は、患者さんに最も近い存在であるからこそ、多職種と連携を図る際にも、患者さんやご家族の意思を尊重し、その思いを多職種へつなぐ重要な役割を担っていることに、やりがいを感じています。
当院は、新人からベテランまで分け隔てなく、お互いを支え合う職場風土が自慢です。新人時代、困っていると自然と先輩から「何かできることはある?」と声をかけていただきました。のびのびと成長できたのも、職場の皆さんのおかげです。私も後輩に対して同じように返していきたいと思っています。
これからも、患者さんの心に寄り添うことができる、温もりある看護師で在り続けることが私の目標です。より質の高い看護を目指し、知識や技術を向上させ、患者さんから信頼していただけるよう、頑張ります。