AMG看護本部が大切にする教育方針について
お名前・左から
上尾中央医科グループ協議会 看護局長 林 勝枝さん
津田沼中央総合病院 久保 萌佳さん 岩手看護専門学校 卒業
三郷中央総合病院 佐藤 実紀さん 札幌市立大学 卒業
伊奈病院 関根 百華さん 上尾中央看護専門学校 卒業
AMG理念「愛し愛される病院・施設」には
スタッフ間の人間関係も大切
――林局長にお聞きします。新人教育でAMG看護本部が大切にしていることはありますか？――
林局長
AMG看護本部では、看護職者のキャリアをさまざまな形で支援しています。その一つである、「キャリアラダーシステム」は自らの目標を明確にし、得意な分野を学べる教育システムです。AMG看護本部が制作した教材を各病院へ配布し、新人教育にも活かしてもらっています。自分の立ち位置としてラダースケールが設定されるので、将来の目標も立てやすいことが特徴です。
また、新人教育に携わるスタッフの育成にも力を入れています。AMGの理念として「愛し愛される病院・施設」とあり、患者さまとの関係性はもちろん、スタッフ間の関係性にも当てはまります。よい医療を提供するには、まず自分を愛し、職場の人間関係がよくないといけません。職場環境づくりとして、AMG看護本部は指導者の教育研修も大切だと思っています。
佐藤
今の林局長のお話が、三郷中央総合病院でも大切にしていることと同じで驚きました。私が入職したとき、看護部長から「自分の時間や体調を大切にすると患者さんにもよい看護を提供できる。自分のことを大切にしてほしい」とのお話があり、心に残っています。新人の健康や考え方を大切にしてくださる考え方は、グループ全体の考え方だったのだと知りました。
久保
今の話を聞いて、私もグループが掲げる「愛し愛される病院・施設」のように、患者さんやほかのスタッフから愛される看護師になりたいと思いました。津田沼中央総合病院では、新人のときに毎月１回プリセプターと面談し、つらいことや進行状況を確認して一人ひとりに合わせた指導を受けました。３年目から私もプリセプターになるので、精神的に大変な１年目の新人を支えられる先輩になりたいです。
関根
私が勤める伊奈病院の外科病棟では、人間関係で心が折れそうになったことは一度もありません。仕事が大変なときもあるのですが、先輩方が自然とフォローしてくれます。スタッフ同士がお互いを尊重し、一人ひとりの看護を認め合える仲間だと感じてします。尊敬できる先輩方の姿を見て学び、これからも成長していきたいです。
林局長
AMGはとても大きな組織ですが、大切なのはそこで働く「人」です。皆さんが、よい人間関係の中で成長していることがわかり、とても嬉しいです。AMG看護本部では、VALUEとして4つの柱をもとに看護職者を育てていきたいと思っています。4つの価値観のうち、「AMGの看護職・介護職は、多様性を受け入れ、お互いの信頼関係を築きます」という言葉があります。これは、働くスタッフの職場環境に関する価値観です。より長く幸せに働き続けることができるよう職場環境づくりに力を入れています。
