急性期から在宅医療まで、ケアミックス病院の看護の魅力
院内外の関係者と連携し、
他院後の生活を支援する
地域包括ケア病棟主任
緩和ケア認定看護師
月森 久美子さん
地域包括ケア病棟では、院内の医療ソーシャルワーカーや外部のケアマネジャー、訪問看護師らと連携しつつ、患者さんとご家族に向けた退院支援を行なっています。病状や必要なケアはもちろん退院後の生活は人それぞれなので、退院後の環境や希望を聞きながら、臨機応変に対応しています。退院に向けてはご家族と密に連携することが不可欠ですが、コロナ禍のなか面会が制限され、従来のようにはコミュニケーションが取れないのが実情です。患者さんの様子が見えずご家族にも不安が募るなか、オンライン面会を行なったり、荷物交換に来られた際にお話をしたりと、できる限り患者さんの情報を共有し、「患者さんの退院後の生活を一緒に考える」という関係性をつくれるよう努めています。
地域包括ケア病棟を
支えるのは「チーム力」!
地域包括ケア病棟は亜急性期とも呼ばれる病棟で、急性期治療が必要になる方や、要介護度が高い高齢の方も多く、一般的なイメージよりはバタバタと忙しくしています。そうしたなかで事故などが起こらないよう、スタッフは声をかけ合い協力しながらケアを行なっており、チーム力の高い職場だと感じます。患者さんの気持ちをわかりたい、病状を理解したいという気持ちがあれば、いいケアにつながるはず。ぜひ一緒に、成長していきましょう。
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