地域包括ケア病棟で働く看護師インタビュー
一人ひとりに合わせたケアができるのが
地域包括ケア病棟の魅力
地域包括ケア病棟 5年目
佐藤 真奈美さん
落ち着いた立地環境、そして教育に力を入れているという点に惹かれて、行田総合病院への入職を決めました。また、いろんな病状の方のケアに携わりたいと考え、地域包括ケア病棟での勤務を希望しました。地域包括ケア病棟では、退院に向けて院内外のさまざまな人たちと連携しながら患者さんとご家族を支えます。比較的落ち着いた病棟という印象があるかもしれませんが、急に容態が悪化して急性期医療が必要になるケースもあり、柔軟な対応が求められます。地域包括ケア病棟の看護の魅力は、患者さんが多様だからこそ、その人その人に合わせたケアができること。患者さんだけでなくご家族との関係性が深まるのも魅力です。
安心して入院生活が送れるよう
患者さんと向き合い話を聞く
普段心がけているのは、患者さんの話に耳を傾けること。入院生活が長くなるとストレスが溜まりますし、治療や退院後の生活への不安も募ります。そうした心理状態では治療の継続に支障が出るケースもあるため、安心して入院生活が送れるよう時間が許す限り向き合ってお話を聞くようにしています。3年目のときにリーダー研修を受け、4年目からは新人のプリセプターも務めています。新人に声をかけるときには、相手がどう受け止めるかを意識して伝え方に気をつけています。看護師になると決めたときから、患者さんに寄り添う看護がしたいと思ってきたので、今後も初心を忘れずにがんばりたいです。
~応援メッセージ~
相手の気持ちを大事にした、
丁寧なかかわりが素敵です
地域包括ケア病棟主任
緩和ケア認定看護師
月森 久美子さん
佐藤さんは物腰が穏やかで、患者さんの気持ちを大事にしながら丁寧にかかわっている姿が印象的です。プリセプターとしても、頭ごなしに指導するのではなく1年目ナースの話に耳を傾けていて、とても素敵だなと感じています。コロナ禍のなかでの看護にはさまざまな制約があり大変なことも多いと思いますが、リーダー看護師として活躍してくれることを期待しています。私たちも精一杯サポートしていくので、共に頑張っていきましょう。