上尾中央医科グループ
Life＆workサポートで 自分らしい働き方
上尾中央医科グループ
看護師として長く働く上には、ライフサイクルに応じた働き方や、充実したワークライフバランスを保つことがとても重要です。AMGグループの病院で働きながら充実した日々を過ごす２人の先輩看護師に、自分らしく働くための工夫や職場の魅力についてお話をうかがいました。
上尾中央医科グループ（AMG）
ライフステージの変化に対応した柔軟な働き方を提供
上尾中央医科グループ（AMG）は、1都6県に28病院、21介護老人保健施設を展開し、地域でのハイレベルなトータルケアを提供しています。AMG協議会看護本部の大きな役割は、活き活きと働ける職場環境を目指して、福祉サービスの充実をはじめとする「働き方改革」への取り組みです。ライフステージの変化に対応し、その時々にあった働き方が出来るようグループの各病院施設では働きやすい環境の提供・技術・知識の習得への支援を行っています。
育休明け男性看護師interview
育児休暇で、親の実感と仕事の楽しさを得る
回復期病棟
益川雄多さん
看護師歴9年目の益川さんは、昨年１月に第一子が生まれ、出生直後から１年間の育児休暇を取得しました。先日、育休から復帰したばかりの益川さんに、育児との両立や仕事への向き合い方をお聞きします。
病弱な幼少期の経験から
看護師への道を選ぶ
子どもの頃に体が弱かった私は、小学生時代には車いすでの生活も経験しました。そのため病院に通う頻度が多く、ドクターや看護師はまるで近所の人のような身近な存在だったのです。特に、子どもの目線に合わせて話しかけてくれる看護師は信頼を寄せていたこともあり、高校で進路を考える際、自然と看護師の道を選びました。専門学校を卒業後は急性期病院の整形外科病棟で勤務していました。しかし、２週間ほどで退院する患者さんのその後の経過が気になるようになり、より長く関わりたいと考えるようになりました。加えて、仕事とプライベートのメリハリをつけるために、当院へ転職しました。
育休を経て改めて実感した。チームとともに患者さんを支える喜び。
さらに充実した看護をめざします！
１年間の育児休暇で感じた
父親としての成長
昨年、第一子の誕生に伴い、1年間の育児休暇を取得しました。妻も職場復帰を望んでいたため、夫婦で話し合った結果、産まれてくる子どもと妻をサポートしたいという思いから、育児休暇を取ることを決めました。職場では、以前にも男性看護師が1年間の育休を取得した例があったため、上司に相談した際もスムーズに受け入れてもらえました。振り返ると、この育児休暇は自分にとって非常に貴重な経験となりました。男性は出産を経験しないため、親としての実感がすぐには湧きにくいものです。しかし、1年間子どもと向き合うことで、深い愛情が芽生え、親としての成長を実感することができました。
子育ての喜びが、看護への情熱をさらに強くしてくれました。
育児休暇から復帰すると、多くの患者さんが入れ替わっていただけでなく、紙のカルテから電子カルテへと移行しており、環境の変化に驚きました。復帰して数日が経った今は、患者さんの顔と名前を覚えたり、電子カルテの操作に慣れたりするのに精一杯です。
しかし、復帰後は以前には感じられなかった仕事の楽しさを改めて実感しています。さまざまな人とコミュニケーションを取りながら、患者さんと触れ合うことの素晴らしさを再認識することができました。
回復期病棟では、患者さんを安全に看護することが最も重要です。これからは、安全を守る看護を後輩たちにしっかりと引き継いでいくことを、新たな目標として取り組んでいきたいと考えています。
看護学生のみなさんへ
看護師という仕事は、とても多様です。病院は急性期だけでなく、当院のような回復期病棟もありますし、クリニックや診療所などさまざまです。子どもが好きな方には、修学旅行に同行するトラベルナースも魅力的な選択肢です。また、看護師は求人が多いため、別の場所に住みたいと思った時でも、そこで就職先を見つけるのは難しくありません。そのため、患者さんを助けるという目的に加えて、自分の人生を自由に生きるための職業でもあると思います。看護師になるまでの過程では辛いこともあるかもしれませんが、そこを乗り越えて、ぜひ看護師として活躍してもらいたいです。
横浜なみきリハビリテーション病院
〒236-0005 神奈川県横浜市金沢区並木2-8-1
TEL 045-788-0031
https://ynrh.jp/
横浜なみきリハビリテーション病院は、豊かな自然に囲まれた、回復期リハビリテーション病棟・障害者病棟・医療療養病棟からなる病院です。患者さん一人ひとりに寄り添ったリハビリを提供し、自宅や社会への復帰をサポートします。充実した設備と専門スタッフによる質の高いケアが特徴です。